今回は明治大学の全日本大学駅伝の振り返りを行っていきたいと思います。箱根予選を2位で通過し、その勢いのまま3年連続のシード獲得を狙いましたが、総合9位とシードにはあと1歩届きませんでした。結果は以下の通りです。

1区 森下翔太(1) 区間8位

2区 児玉真輝(3) 区間4位

3区 櫛田佳希(4) 区間14位

4区 小澤大輝(4) 区間8位

5区 新谷絋ノ介(2) 区間13位

6区 吉川響(1) 区間7位

7区 富田峻平(4) 区間8位

8区 尾崎健斗(2) 区間15位

 1区は1年の森下。世羅高3年時に都大路1区区間賞を獲得したスーパールーキーが全日本の1区でも区間8位の好走を見せました。2区は3年の児玉。チームのエースの1人である児玉がチーム内区間最高順位となる区間4位の好走を見せました。3区は4年の櫛田。箱根予選で転倒があり状態が心配されていましたが、準エース区間の3区に登場。結果は区間14位と振るいませんでしたが箱根までにどれだけ調子を上げていけるか。4区はキャプテンの小澤。箱根予選のレース中に故障があったということでしたが、前回と同じ4区で区間8位と最低限の走りは見せてくれました。5区は2年の新谷。高校時代に5000m13分台をマークし次期エース候補として期待されている選手が3大駅伝デビュー。初の大学駅伝は苦しい走りになってしまいましたが、今後の活躍に期待です。6区は1年の吉川。1年生ながら区間7位と好走。登りが得意な選手ということで箱根では5区出走もありそうです。7区はエースの富田。9位で襷を受け、シード権獲得のために1つでも順位を上げたいところでしたが前との差を詰めることは出来ませんでした。それでも51分中盤の好記録をマークしました。8区は2年の尾崎。本人の事前インタビューでの希望通りアンカー区間での起用でしたが区間15位と思うような走りではなかったか。

MVP:児玉真輝

 MVPは2区を走った児玉。箱根予選から3週間後のレースで調整が難しい中で区間4位の好走を見せました。箱根では2年連続でチームとしても個人としても悔しい結果に終わっているので、箱根では3度目の正直で好走を見せてほしいです!