今回は東洋大学の全日本大学駅伝の振り返りを行っていきたいと思います。トラックシーズンはチーム全体として好調を維持していましたが出雲では9位に沈んでしまった東洋。全日本ではしっかりと立て直し2年ぶりにシードに返り咲きました。結果は以下の通りです。

1区 奥山輝(3) 区間15位

2区 石田洸介(2) 区間9位

3区 児玉悠輔(4) 区間10位

4区 前田義弘(4) 区間6位

5区 九嶋恵舜(3) 区間5位

6区 村上太一(3) 区間5位

7区 梅崎蓮(2) 区間7位

8区 柏優吾(4) 区間7位

 1区は3年の奥山。中盤まで第2集団の前の方に位置づけていましたが最後は少し集団から離されてしまいました。2区は2年の石田。次期エース候補の選手ですが、前が見えていた中でのレースだっただけにやや悔しさの残る結果だったか。箱根でのリベンジに期待です。3区は4年の児玉。3大駅伝6戦目にして初めての1区以外での出走でしたが、区間10位と納得のいかない結果だったか。4区はキャプテンの前田。後ろから来た青学の横田と前を追い続け最後まで粘りの走りを見せてくれました。5区は3年の九嶋。区間5位の好走で前との差を詰めてくれました。6区は3年の村上。初駅伝の中で後ろから中央のエース吉居大が追ってくる難しい状況の中区間5位の好走を見せてくれました。箱根に向けて村上の台頭は大きいですね。7区は2年の梅崎。長い距離を得意とする選手で今回も早稲田の伊藤に先着を許したものの51分台の好走を見せました。8区は4年の柏。北海道マラソンでMGCの切符を掴み長い距離には絶対的な自信を持っている選手。今回も全日本初出場ながら8区で58分前半の好記録をマークしました。

MVP:前田義弘

 MVPは4区を走ったキャプテンの前田。積極的な走りで1~3区までのよくない流れを変える走りをみせてくれました。