今回は創価大学の全日本大学駅伝の振り返りを行っていきたいと思います。予選会を3位で通過して初の全日本を迎えた創価。2区終了時点でトップに立つなど大きな足跡を残し初出場にして初シードを獲得しました。結果は以下の通りです。

1区 横山魅哉(4) 区間5位

2区 葛西潤(4) 区間賞(区間新)

3区 吉田凌(2) 区間12位

4区 石丸惇那(1) 区間11位

5区 嶋津雄大(4) 区間3位

6区 新家裕太郎(4) 区間7位

7区 フィリップムルワ(4) 区間3位

8区 山森龍暁(3) 区間11位

 1区は4年の横山。3大駅伝初出場ながらすでに5000m13分台、10000m28分台を持っていた選手。区間5位の好走を見せました。2区は4年の葛西。日本人エースとして圧巻の走りを見せ、駒澤の佐藤や順天堂の三浦を抑え区間賞を獲得しチームをトップに押し上げました。3区は2年の吉田。トップで襷を受けるも区間12位とやや苦しい走りだったか。4区は1年の石丸。出雲に続いての起用となりましたが、期待のルーキーも今回は区間11位と苦しい結果となりました。5区は4年の嶋津。区間3位の走りでチームに再び勢いをつけてくれました。嶋津のロードでの安定感は圧巻ですね。6区は4年の新家。区間7位と堅実な走りを見せました。7区はエースのムルワ。従来の区間記録から僅か15秒遅れにまとめる素晴らしい走りでしたが、今回は駒澤の田澤、青学の近藤が圧巻の走りでしたね。8区は3年の山森。3大駅伝デビュー戦でいきなりアンカーを任されると、区間11位ながら59分1桁でしっかりまとめてきました。

MVP:葛西潤

 創価のMVPはやはり葛西ですね。スーパールーキー佐藤をラストで逆転する走りは見てて痺れました。最後の箱根でも快走が期待されます!